テーピング療法について、「怪我したときの応急処置」と持ってる方も多いのではないでしょうか?
たしかに、応急処置にも威力を発揮するテーピングですが、実は沖縄あはちゃ整骨院でも、多くのお客様に施術させていただいています。
では、テーピング療法は、どんな症状に有効なのか?どんな効果があるのか?についてお話しさせていただきます。
テーピング療法でつかう
テーピングの種類について
テーピング療法の種類は大きく分けて、2種類のテーピングを使い分けます。
1種類目は・・・
固定用テープ
関節、筋肉を固定したい部位に使うテープになります。
足をくじいたり、腱鞘炎になったりしたときに行うテーピング療法です。
主に、動きを制限していたんだ部位をこれ以上悪化させないために固定をしていきます。
2種類目は・・・
伸縮用テープ
ある程度自由な動きを望む部位に使うテープになります。
伸縮用テープを使ったテーピング療法には、こんな使い方があります。
- パフォーマンス向上
- ケガ(痛めた)関節、筋肉、靭帯の補強
- 筋肉の動きを助け、疲労軽減に繋がる
- 姿勢調整
以上のように、テーピング療法の目的によって、テープの種類を使い分けていきます。
実際に行った施術
実際に行った施術を参考に、首痛・肩こりに行うテーピング療法を説明していきます。
今年は、3年ぶりの那覇マラソンがあるということで、長距離練習の後に、首肩に強い痛みがでたので50代男性が来院されました。
原因は、姿勢が前屈みで頭と腕を長い間支えていたことにより、首と肩に負担が掛かり筋肉を負傷した様です。
体中の筋肉は繋がっていて、痛みのある幹部やけがをした幹部と関係のないように思える場所でもお互いに影響を与えることも多くあります。
今回の患者様は、身体の重心が前ぎみで背中に負担が掛かっている様なので、重心を少し後ろにやり易い様に、関節を可動範囲を広げ 筋肉を緩める背中の負担を減らすための肩施術をしました。
施術を行った部位は以下の通りです。
左右後ろに倒し易くするため関節の矯正、筋肉をほぐしストレッチをしました。
上下左右ねじりなどのため関節の矯正、筋肉をほぐしストレッチをしました。
脚の前後外内回旋をし易くするため関節の矯正、筋肉をほぐしストレッチをしました。
伸ばし易くする為背骨関節の矯正、お腹側の筋肉をほぐしストレッチをしました。
この施術後、首手足身体の使い方(動かし方)を説明してテーピングを施術していきました。
テーピング療法のここがスゴイ
テーピングはだいたい2~4日は、そのまま着けておくことができます。
と、いうことは・・・
家に帰った後も
効果がある!
ということです。
テーピングは、着けている間は効果が続くということです。
痛めた筋肉や腱をサポートしてくれるし、けがの再発防止なります。
テーピング療法を行う場所によっては、楽な姿勢を意識しやすくなり、ついでに呼吸もしやすくなります。
首肩の痛みにテーピング療法はおすすめです。
姿勢が楽になると、精神的な支えになり安心感が生まれ、力まずプレーすることができたり、仕事にも集中することが出来ると思います。
ぜひ、施術の後にテーピング療法を活用していただけると思います。
※肌に異常がある場合は、テーピングをはがすことをお勧めします。